2023/03/05

“ だい ” の思い出

 


CHAMELOG  猫と暮らすってこういうことでしょ


「長い記事になりました。どうぞ、お付き合いのほどを」❤️


いつも思い出す、先代猫  “ だい ”

初めて、我が家にやってきたのは、ある秋のことでした。

手のひらに乗っかるほどの大きさでした。

その頃、上の子供たちが、海外に留学中で、

末娘がさみしい思いをしていました。

それで、動物病院に連絡をして、

「猫がいたら、ほしいのですが...」と連絡をしたところ、

「今、ちょうど、飼い主を探している子猫ちゃんがいますよ」とのこと。

今思えば、運命的な出会いだったのでしょうね。


それから20分ほどして、若い婦人が可愛い女の子を伴って、

我が家にやってきました。

一言「飼えなくなったら、電話ください。決して捨てたりなんか

しないで」とその婦人。

見ると、横で、6歳くらいの女の子が胸に手を当てて、

お祈りしているのです。

「大切にしますから、安心してください」と、

言うが早いか、末娘は、その猫を

「この子がいい ! 」と抱き抱えてしまいました。

あっという間の引き渡しでした。

それから、“ だい ”と名付けたその子は、

末娘の胸に乗って眠るのが習慣になっていました。


私たち夫婦が訪韓しなければならなくなって、

アメリカから帰国した長女に末娘を任せて、

“だい”を託して日本を発ちました。

だから、“ だい ” の子猫時代のことは、記憶にないのです。


数年経って、一時帰国して、

再び、訪韓する時には、末娘の事情も変わっていて、

このまま “ だい ” を任せておくのは、どうも...と

いうことで、“ だい ” 同伴の訪韓となったわけです。

滞在先が某大学の寄宿舎だったので、

大学側に内緒で “ だい ” と住んでいました。

毎日、ヒヤヒヤしましたが、

管理人のアジョシ(おじさん)も見て見ないふりをしてくれました😅


そうして、2016/10/1 16歳の秋も深まった頃、

長い腎不全との闘いのすえ、虹の橋に旅立って行きました。


今回のアップは、関連写真ではなく、日常のふつうの、

そして、楽しい写真ばかりをのせたいと思います (^∀^)

  

まず、「お水の時間」。

自分で飲みますが、医師の指示は、1日に 2-400cc だったので(無茶振り)

飲ませてあげなくてはいけなかったのです。

このとおり、とてもいい子で横たわってくれました!

飲むにゃ


そして、飲み終えると、放心状態になってました (笑)

可愛い舌がちょこんと。

ふぅ〜



次に、「まったりくつろぎ時間」

マシュマロの手が絶賛されていましたよ😁

すぴ〜 ♡


そして、韓国はオンドルパン(床暖房部屋)ですから、

こんなに伸びきって眠っているのですね。

のび〜ん ♪


今にもとろ〜んと。

眠そうですよね。

ねむ...


続いて、ちょっと思いがけないシーンなのですが...

あっち行ってくれ  なんで〜 ?



ムーミンがきらいな猫もいるのかしら ? 😁

あんなこと、こんなこと、あったけな、ですよね。

次の写真は、

“やっぱり、君もだよね ” でいきます !

チャメは、堂々のおじゃま虫になりますけど、

“ だい ” は、男の子なのに、

つつましく、何気なくパソコンの前に座ってました(笑)

ここ、いい ?



いけないなんて誰が言うもんですかい、

なんだったら、ずっとそこにいておくれヾ(゚∀゚ゞ)


ほんとに、そうやって、おじゃま虫でいて欲しいです

一言では表現できない、あまりにもたくさんの思い出を残して
ある日旅立ちました。

腎不全の注射が合計 600 回、

嫌がることなく、きちんと両手を揃えて、接種させてくれました。


学内にある研究室に向かう夫の送り迎えを

ドアの前で、虹の橋に発つ日の夜までやり遂げて、

そのあと、パタッと倒れてしまいました。

苦しまなかったと信じています。

わからないのですけど、そう信じたいのですよね。


わたしのもとにいた16 年間、しあわせだったのかなあ、

そんな思いが、いつもいつもよぎります。

最後は、腎不全ではなく、気づいてあげられなかった「ガン」

だったことが、悔いの残ることでした。

あっ、ダメダメ。明るくでした(笑)


動いている“だい”ということで、

ごはんを食べている動画を。

エペエペ



いつも明るく振り返ってあげようと。

そして「ありがとう」を伝え続けていこうと思います。

胸の奥から込み上げる“だい”への愛おしさを

その分まで、ここにいる “ チャメ ” に注いであげることが、

兄さん “ だい ” の願いだと信じています。

ありがとう、“ だい ”

よろしく、“ チャメ ”  ((^◡^))❤️

そのチャメさんは、

兄たん、なめなめしてあげるにゃよ〜♡   お、ありがとヨ


夢のツーショットでした


2 件のコメント:

leelin さんのコメント...

こんばんわ。

ダイちゃんにはそういう過去があったんですね。
思い出話に胸がジンとしました。
「そこに愛はあるんか」って大地真央さんのコマーシャルがありますが、今日の日記、ダイチャンへの愛をものすごく感じます。涙が出てきちゃった🥲🥲
ダイちゃんの写真を見てるとサイトーにそっくりで、涙といっしよに懐かしさとあったかさの混ざったものが湧き上がってきました。
それにしてもよく似てる。
サイトーも突然パタっと倒れてあっという間でした。
いろんなところが似てますね。
ダイちゃんとサイトー、今頃はハッピーパラダイスからチヤメママさんのこの日記読んで、2匹で色々思い出話に花が咲いてるかな😸😸

注射を600回!
だいちゃん、よくがんばった!
お世話したチャメママさんも凄いです。

お水の時間も、こんなにお利口にお水のんでるダイちゃんは、チャメママさんのことを心から信頼して感謝していたと思います。あ〜、また泣けてきた😭

わたし、時々、猫も夢を見るのかな?って考えるときがあります。
寝言みたいにうにゃうにゃ言ってるときは夢みてるのかな。
チャメちゃんの夢にダイちゃんが出てきてチャメママさんのことを色々お話してるんじゃないかな。
ダイちゃんの強い愛がチャメちゃんにしっかり伝わって、
「今度は私がママさんを守らなきゃ」っておもってますよ。

今日のダイちゃんのお話、ほんとに心が温泉に浸かってるようで、暖かくて懐かしい思いに浸らせていただきました。

娘さんはアメリカへ留学されてたんですね。
アメリカ、これも懐かしい👍

ほんとにいつの日か、チャメママさんとゆっくりお茶でもしながらいろんなことお話したいなぁとほんとに思います。
そんな日が来ることを夢見ています







チャメママ さんのコメント...

いつも訪問してくださってありがとうございます。

今朝、まったく別のことを書くつもりが、
ふと、「だいちゃん」とつぶやいてしまいまして、
こんな記事になってしまったのですが、
きっと、
「お母さん、ボクのこと思い出して」と彼方から叫んだのでしょうか ( ╹◡╹)💦

こんなことってあるのですね。
意思とは別のことへ手が動いていく...

それで長い記事になってしまいましたが、
leelinのように、深い心情で共有してくださり、
共感しながら読んでいただいて、
かえってびっくりしています。

ほんとに色々と似ていますね。
とても嬉しいです。

数え切れないほどのだいの写真たちの中から、
少しずつ引っ張り出して、一緒に過ごしてみようと思います。
ぜひ、またいらしてくださいね。💕