2016/10/10

チャメの受難

帰国前に避妊手術を受けるかどうかと迷った挙句、
発情期のチャメと私のストレスを避けるために、
一昨日、手術しました。
明け方3時から受け取りの午後7時まで、
断食状態だったのは予想外の長時間でした !


さて、チャメを病院に引き取りに行って、
医師から驚愕の事実が告げられました !

「腎臓がひとつしかない」
「子宮角 (卵管?) の一部がない」
「左の卵巣が見つからない」

ということでした。

しかも、
「手術はうまくいったが、左の卵巣が見つからなかったので、
今後、発情するかもしれない」と言うではないですか。
どんなに探しても左の卵巣が見つからなかったとは !
最初からなかったのかも知れません...

ちなみに、医師はこれまで、卵巣の取り残しをした経験はないと
自信たっぷりでしたから、多分、腎臓も片方しかなかったように、
子宮にも欠陥があったのではないかと考えています。

(後日、懐妊の可能性はないと分かりましたが)

衝撃的な事実が分かった事は良かったと思うこととして、
怖い思い、痛い思いをさせて、施術した意味があったのかどうかと、
咄嗟に判断は出来かねています..."(-""-)"

この子は自然中では長生き出来なかったのか、それとも生命力が強くて
堂々と生き延びていったのか、何とも分からないことですが、
人の手を介在させて、お腹を開いた以上、責任があります。

帰宅後の狂ったような暴れ方は恐怖から解放されたい一心の
行動にしか見えませんでした。
何も食べないので投薬も出来ず、ただただ、うろうろと歩き回って
耐えている姿を見ながら、手術はすべきではなかったのでは
ないかと後悔しました。

その日は何も食べず、翌日少し食べて、今朝、また少し食べました。
何よりほっとしたのは、うろうろ歩くのをやめて、
いつものように私にくっついて休めるようになったことです。

痛み止めと化膿止めのカプセルは吐き出してしまうので、失敗。
今日、術後検査があるので、医師に投薬してもらうつもりです。
(その後、一週間効果が持続する注射をしました。)

私自身が体力の限界でストレスも溜まり、ため息ばかり...。
チャメ同伴の帰国は無理だと思うようになりました。
手術は終わったことですが、これからの長いチャメ生に
お付き合いする自信がないのです。
元々、無理な引き受けをしてしまった夫の失態ですが、
責めても (責めていますが) 解決にはなりません...
私の辞書には「猫たちに対する無責任」という言葉はないのですが、
どうにも、お手上げです。
思いのほか、心臓が良くないので...。

泣き言のブログなんて読みたくないですよね。
すみません。

日本の家族は「疲れているからよ」と言ってましたが...。
よく相談して、今後の対策を考えていきましょう.。