CHEMEBLOG 猫と暮らすってこういうことでしょ
ひと&ちび姫&にゃん&わん&小鳥たち
介護の現場に身を置いて、お年寄りたちと自分を
同時に見つめながら過ごしている私の娘。
そして、つい最近、わたしの元に、ある友人から寄せられた
「つぶやき」(?)ともつかない心に迫るメールを重ね合わせながら、
ある種のやるせなさを感じているわたし。
それは、こんな内容でした。
「此処は缶詰め状態です! 刑務所です。
そんな生活の中で、外に向かって求めているのです。
自由な世界で人類が自由に、生きられるができることのが、
いかに大切かを教えられ、感じさせられています。
此処は鍵がニ重にかけられ、一歩も外に出られません。
障害者、痴呆障害などなどの入居者たち、
生き甲斐をもてない人達の中でことが、
どんなに、どんなに、 辛くて苦しいことか。
と。
付け加えて、次のような言葉も。
「終のすみかと決めている自宅に戻りたい」
この人のように、公的な精神の持ち主は、ことさら、
施設の暮らしはやるせないものなのでしょうか... ?
わたしは旧知としてなにをしてあげることもできませんが、
現実の「介護施設」の実態がどうなのかを改めて知りたいと思います。
一人の生命の誕生、そして、終わり。
その何千、何万年も繰り広げられてきた来ては還る人の生涯。
良きこと(命)が良きこととして、
始まり、終わることができたならと思わせられるきょうです。
付け加えておきたいことがあります。
介護現場にいる娘の言葉です。
「それまでの生き方が老いてからの顔になり、ひととなりになるわね」
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ひとのそれより、ずっとずっと短い猫生。
そのひと日、ひと日のなんと自然の理(ことわり)に満ちたものでしょう !